滞りなく・・・

すっかりご無沙汰しておりました。
2週間近くも放りだしていたのですねぇ。
いつもながらに、って感じですけど・・・(^_^;)

そして、そして、
いつもながらに、こんな所に立ち寄ってくださる方の足跡が。
恐縮です。
ありがとうございます。


で、タイトルをどうしようかと思いつつ、
『滞りなく』なんて使ったら・・・?

あれだよね。
そう、この週末は姑を送り届ける儀式にどっぷりっ浸かっておりました。
亡くなったのは22日だったけど、会場が取れなかったこともあって
初七日のお通夜になってた。

その間、家に連れて帰っていたのだけど、
会社の業務を止めるわけにもいかず、
喪主は職人と一緒に現場に出て遅くまで戻れなかったり、
一人しかいない事務員(=わたし)まで動員せざるを得ない会社事情。

悲しいかな、零細企業。

芸人さんも舞台があれば、優先するのは仕事。
親が死んでも舞台に穴は開けられない・・・
わかりきったことではあるけれど。

おばーちゃん、ごめん。
せっかくお家に帰れたのにねぇ。
悲しんでたりお話ししている暇ないわ~。

ちょっと、出掛けなくちゃならないから一人で待ってて。
空いた時間にドライアイスの交換に来てもらったり打合せしたり。
お通夜までそんな感じ。
あわただしかったな~


相変わらず酸素は外せない状態ではあったけれど
良くはならなくてもこのまま落ち着いていられるなら
「いったん家に連れて帰って、いっそのこと最後の親孝行で車買い換えて
おばあちゃんと3人で日本縦断介護旅行とかしちゃわない?」

そんな話をしていた矢先に想定外の出来事が。

たまたま、義姉も義妹も見舞いに行っている日に
「血圧下がって来たから個室に移すって。
早めにおいでよ」
義姉さんがわたし達に電話をかけている間に
おばあちゃんは、眠るように息を引き取り心臓の拍動を止めたそう。


予定を早めて病院に着いて
「おかーさん、お待たせ~」(^^)/
「な~に言ってるのよ。もう息してないんだってば。脈止まってるわよ。
あなた達に電話して戻ってきたら、おばあちゃん、勝手に逝ってた」
お義姉さん、泣き笑い。
「うっそ!」

おばーちゃんの体を触りながら脈をふれようとしてもピクリとも触れず・・・
おばあちゃんとあろうものが、ひとりで旅立っていっちゃったの?



前日に病院のご飯はまずいって言うから
退院したら旨いもの用意するからって言って帰ったばかりだったのに。
「口に含んだらトロ~っととろけるようなのがいい。
あ、でも、豆腐はヤダヨ。あんな年寄りの食いもんはごめんだから」
「う~む、わかった!じゃ、フランス料理にしよう。
おかーさんのおごりでね」(^'^)

年寄りのくせに、年寄りの好みそうな食い物は絶対にイヤだと注文つけてたのに。
花園まんじゅうも食べたいって言ってたのに。
あ~、最後の望みはかなえてあげれなかった。
心残り。。。

けどね、
おばーちゃんは、最後の瞬間
目をつむりながら自分の人生を総括していたのじゃないかなって思った。
「あら、わたしってなかなかの幸せ者だったのね」って。

おばーちゃんは、いい年のくせに
性格キツイくせに

臆病だったりする。^^;

何度聞かれたことだろう。
「ねぇ、あんた。死ぬときって苦しいんじゃない?
怖い思いしながら死ぬのじゃないかって考えたら、
もぉ怖くって眠れなくなってくるの~」

「ちょっと、あんたねっ!」
普段は、たいてい何かに怒りながら話し掛けられることが多いせいか
おばーちゃんに甘えられてもちっとも嬉しくはないのだけど。

「大丈夫!人が死ぬときっておかーさんが思うような苦しみは感じないのよ。
殺されてしまうとかは別だろうど、たいていの人は苦しみながら死んでいくこと
なんてないんだから。
おじいちゃんもそうだったでしょ?
亡くなった人の顔が安らかに見えるのは、
苦しい思いをしないで逝ける安心感があるから死に顔が安らかに見えるのかもよ」

年寄りに言う言葉なんだろうか?
しかも、立場は嫁。
ふつう、言わねぇ~し。

でも、おばーちゃんは、周期的に聞いてきた。
そのたびに「死は安らかなものだよね?」と、安心したかったのかもしれない。

お義姉さんが言った。
「おばあちゃんといちばんお話したのは、ぱぴっちちゃんよね」
「だって、実子が寄り付かなったじゃないですかっ。
思うんだけど、実の娘だとお互いが譲らなくてケンカ腰になるけど
わたしはおあーさんが想像していないことをシレーっと言ってしまうもんだから
この嫁、どう言い負かしてやろうかって頭をひねって
おかーさんも楽しかったと思うんだ~」

悪態つくときはKUSOBABA~だったけど^m^
素直じゃないところは、まるで漫画に出てくるお年寄りだった。

これからは、同じ世界で生きていくことはできないんだなと思うと押し寄せてくる。
数々のエピソードがドドドドッ(笑)

おばーちゃんという人は、生前、強烈に印象付けてくれたせいか
皆さんが言ってくれました。
「この人は幸せな人生を送れましたね」
「こんなにやりたい放題、言いたい放題できた人っていませんよ」

わたしも、強くそう思う。
苦労もしただろうけど、おばあちゃんは努力が実を結んだ時代を生きれた。
パワーのある人生だったと思う。

葬儀は、この時世
おばあちゃんの知り合いも動くのがやっと、移動には誰かの手助けが要る人が増えてきた。
大々的に葬式をするよりは家族葬の方が親切かもしれない。
子どもと孫だけでいんじゃない?

と、ここまではヨカッタけど
身内だけの葬式が、とてつもなく盛大になってしまった感。
おばあちゃんの好きなお花でいっぱいにして喜んでるだろうな~。
お花のお布団はいい匂いがしたでしょ?
それとも、無駄にお金を使いすぎだとカッカしてるんかな?

今頃は、三途の川をそろりそろりと渡っているのかな?
それとも、もう渡り終えた?
「おかーさん、値切っちゃダメよ。
執着を捨てるべし。六文銭は全部差し出してね!」(笑)

声が出せたらこういうかな?

「あんたね、あたしをケチだと思ってるでしょ?
人より多く出してやるわよ」
「あ~、ダメダメ、ワイロは以ての外」
「ったく、五月蝿い嫁だよ」

生存している者と死者との交信ができたら、
きっとこんな会話してるはず。(~--)/(^^;) 

あー、昨日はさすがに家中で疲れがどっと。(;´ρ`) グッタリ

入院中のおばーちゃんに風邪をうつしちゃイケナイ、
持病の関節痛がひどくなりそうで、この一月、毎日ロキソニンを飲み続け
お通夜の前日には胃が痛くなって明日は休もうかな?
なんてことも思ったりしたけど、乗りきったー。
おばーちゃんもお疲れさまでした。

老々介護も覚悟していたのに、最後は嫁孝行してくれたばーちゃん。
こんなに早くに嫁を卒業させてくれていいの?(笑)

おばあちゃんの晩年は幸せだったよね?
てゆうか、今回の入院でおばーちゃんが衝撃を受ける出来事もあって
苦悩するおばーちゃんを見守っているうちに
「あ、おばーちゃん、変わった。全てを受容した!」
そう思えた瞬間に付き合えた日があった。

それから、おばーちゃんの顔がだんだん優しくなってきて
おばーちゃんのおかげで思った。
ニンゲンて、やっぱりいいもんだなあって。


ワンコもいいけどね。
IMG_3431.jpg
文句いわないから(笑)



コメント

非公開コメント

No title

そうでしたか 呆気ないんですよね~
TVドラマみたいに最後に、一言二言なんて絶対ないしね
最後の孝行お疲れさまでした。
おばーちゃん 「退院したら何食べようかなぁ~」と楽しみながら
眠りについたんだね 
しあわせな眠りだと思うよv-290

2ワンも心なしか神妙な顔してる様に

おばーちゃんのご冥福をお祈り致します。

きなもっちさん

ありがとうございます。
12月の家にいるときが、いちばんシンドカッタ。
嫁が。(^^ゞ
すっかり不義理もしてしまいました。<(_ _)>

主治医もその日に逝くとは思ってもいなくて
「朝、お話ししたんですけど~」
みんなで「あぁー???」
騒がすだけ騒がしてこれかよ?みたいな。(笑)
おばーちゃんらしい旅立ちでした。

花園まんじゅうとタバコも一緒に入れてあげて一服しているでしょう。

ホントにね、
自分のしたいこと、言いたいことを全てやり遂げたと思います。
こんなお年寄りって他にいるんかい?
安らかに旅立っていけた人はしあわせですよね。

これからは、心起きなく犬と遊ぼ~っと。(^^)

No title

お疲れ様でした。。。
なんだか最期の様子が私の姑の時と似ているので
読みながらすごくリアルに想像できました。

ロキソニン飲みまくり、よくわかります。
私もそうでしたから。

奇しくも今日の午後、夫の実姉が私用で私に会いに来て
姑の最期の話に花を咲かせたのでした。
付き添いからお葬式までの疲れが取れる間もなく
四十九日の法要もやってきます。

少しでも暇を見つけて身体を休めてください。

お義母様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。

星宿さん

ご丁寧にありがとうございます。
星宿さんのところも、そうだったのですね。
はぁ~、お疲れさまです。お互いに。

ふつうなら、激しい嫁姑バトルがあってもおかしくないお姑さんでした。
わたしの夢は、おばーちゃんより1週間先に逝くことだったんだけど…^^;

欲を言えば、家に居る時に義姉と義妹に1週間づつ
めいっぱい世話をしてもらう時間が欲しかった。。。
「メイワクかけないで逝ったね~」
な、わけないやんかっ。i-181

それにしても、自分を感心するわ~。(~--)/(^^;) 
あ、言い過ぎ。おばーちゃんを見ているのは面白かった。

ハッタリかましながら生きてきた人だったので
訃報を知って電話をくれた方の言葉がみな一緒…^m^
思わず「ですよねー」と大笑い。
死んでも強烈な印象を鮮明に残していくおばーちゃんを尊敬しとこ。(^^ゞ


四十九日なんて、あっという間ですよね。
うちも来月には納骨になるし。
懐石料理はフランス料理のコースにしとこかな。(笑)
あ~、それにしても、体中バキバキです。

星宿さんもお疲れがでないように
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。