がんばれヒーロー

いちおう、パピィとの曲も決まって
気持ちの上ではもうすっかり出来上がった気分。

あとは練習あるのみ!
これがいちばんの問題だったりする。

パピィと打合せ練習に入る前に、
ます自分が歌を覚えとかんといけんな~。

そう思って、8カウントづつ手拍子をしながら歌っていたんだ。

最寄り駅の改札抜ければぁ~
いつもよりちょっと勇敢なお父さん Daddy!イェ~
その背中に愛する人の WowWowぉ~~~~声がする~ぅ~~ぉ~ぉ~

八王子の若者を思い浮かべながらさ。

そしたら、どうーも、おっかしいんだな。

この前、Sトレーナーに8カウントづづ区切って
動作もメモしてもらって
それでOK!のつもりでいたんだ。


「ぱー子ちゃん、ここ、手拍子が余るんだけど?
どうしてなんだろ~ねぇ?

「それはね、裏打ちだから最寄駅の~じゃなくて、
最寄駅の~えきからカウントするんだよ」

ぱー子ちゃんはこういうのがお得意だから、
取りあえず、裏打ちと演歌の手拍子の違いの講義を受ける。

パピィよ、手拍子はどうでもいいっか?
わたしらは音の流れでやってしまおうな。(笑)

チンタラしているから音楽が終わっても、まだ途中だったりするし。
次からは大きな口叩くのはやめよう・・・

そんなんして、ヘラヘラしていたら実家の兄から電話があった。
どうやら母がボケてきてるみたいだと。

最後に手紙をもらったのは、5月の末頃だったろうか。

実母も義母も老いてきている。
母の介護が必要となったとしても、自営業のわが家では自由そうに見えてそうでもない。
零細企業のわが家では秘書兼総務兼経理担当のわたし。
事務所は義母宅だしぃ。
これも運命。
わたしって死ぬまで束縛されるんだわね~って思っている。(笑)

それに、今はまだ元気でいてくれる義母も糖尿病の三大合併症を抱えているので、いつ何があってもおかしくない。
今のところ、住まいは別だが、わたしが出かけるとなると「体調が悪い~」と言いだすのだ。^^;

わたしは家にいるときも、嫁いでからも親孝行らしいことを何一つできなかった。
たぶん、これからも出来そうもないだろう。
だけど、縁あってこの家の人間になったのだから、
実の親に出来ない分、義母に何かあったときは最後まで看とってやろうと思う。

そんなことを母への手紙に書き添えて送っていた。
そんな風に姑のことを思いやれる気持ちがあったことを喜ぶと共に、何かあったら最後まで心を込めて看てやってほしい。
娘からの手紙を繰り返し読んでは涙を流した。
そう記されていた。
その返事が最後だった。


母からの返事が届いた数日後の朝、
母はトイレに行こうとして転倒したらしい。

眩暈がしたのか気分が悪かったのか、
顔面から転倒してしまったので失神してしまい救急車で運ばれたと言う。

同居の兄は突然のことに混乱して電話をかけてくるのだが、さっぱり要領を得ない。
心臓が悪くても昨日まで動き回っていた人が倒れたのだから、まあ、無理もなかろう。

かといって、こちらも事務員もいない小さな会社では
〆日だ、支払い日だ、給料計算など……。
会社を開けられる予定が立たない。


打ちどころが悪かったというのは、こういうことなのだろう。
頸椎の6、7番の損傷である。いわゆる頚髄損傷。
会話はできるけれど、母はこれからの生涯をベッド上の人となって過ごさねばならないのだ。
そして、今は急性期も過ぎたので、リハビリ目的の病院か介護施設への転院を促されている。

生命の危機は脱したので、わたしは様子見にはお盆休みに行くことにするからと
時々電話で連絡をもらっていた。

昨日は、そんな兄からの電話だったのだ。
「ボケてきたよ。
家に帰らなくちゃいけないから、早く車に乗せろって騒いで……。
まわりの親戚は、なんで家で看れないんだってうるさいこと言ってくるし。俺もどうしていいのかわからない。
早く、来てくれないか。来て、ばあさんに言ってやってくれないか。何にもわかってくれないよ」

何となく切羽詰まった声に聞こえる。
こんなときって、家から出て行った者がうらめしく感じるのだろう。
仕事も近所の付き合いもあるし、
何で俺だけって思うのは当然のこと。

でも、自分の女房に押し付けないでやっているのだから
大したもんだよ、兄さん。
若い頃は年齢差もあって、話が合わないし顔を見れば小言ばかりでうざったい男としか認識していなかった。
兄と話すことなんてなかったけれど、おとなになるときょうだいの関係も変わってくるのがおもしろい。

そこで、わたしは言った。
どんなしっかりした人だって、老人は一週間も寝かされたらボケるのはごく普通のことなんだと。
ボケたと言っても、四六時中ボケてるわけじゃないんだし家に帰らなくちゃと言われたら、帰りたい気持ちを確認してあげて治ったら帰ろうねって言ってやればいい。

それを「何をわからないこと言ってるか」みたいな気持があるから
かえって我を張って無理言いだすんだよ。
イライラしながら聞いてたでしょ?
それで、ダメだとか何だとかって言い聞かせようとしたでしょ?
ボケたと言っても、相手の感情は察するんだよ。
気持ちを受け止めてあげればいいだけよ。

治って帰りたいんだ?
帰ってから何をしたい?くらいに聞いてあげればいいのじゃないの。

それから、まわりの親戚の言うことは気にしない。
今の老人の世代って、特に田舎の人は施設と言うのは、年寄りを捨てる場所と思っている人が多い。

己の狭い見解で理解しているから世間体を気にするんだよ。
息子に見放された老人の終着点と恐れているせいなんじゃない?
ここのおばあちゃんは、そう思っているよ。
介護施設なんてとんでもない!
デイサービスもボケ老人のチイチイパッパなんて狂った人が行く所だなどと過激なことを平気で言っているのだ。
自分の立場の置き換えて、嫌だから、怖いからそう言ってるんだなあって考えてあげればいいの。

こういうことに対して、わたしは案外クールなのだ。
そんなことくらいで世間に対してがんばることじゃない。


わたしは、例え退院してきたとしても
誰かがずっと付き添ってなくてはならない状況なら
介護施設も止む無しと思っている。
経済状況や家族の状況を考えて、その家庭で決定していけばいいと。

家族の絆って頑丈でいてもろいもの。
そのせいで家族が疲れ果てて、いくつもの家庭を壊すこともない。


ムキになって世間に叫ぼうとしているときって
「何で俺を責めるんだー」って、世間に肩肘張るでしょ?
だから、余計に世間はイジメにかかるんだぜ。(笑)

ん~、俺って至らないから、これが今のセイイッパイなんだな~。
それくらいでいいじゃない?
だから、世間なんて気にすることないんだって。

ボケてわからなくなっても悲しむことなんてない。
これまでの人生の苦労があったろうけれど、これからは苦労はしなくても済むようになる。
「ああ、幸せになれるんだ~」って思ってやろっ!


「ふ~ん、そうかぁ。ありがとよ」
「へっ?ありがとって言うん?」

「愚痴かましてスッキリした。ボケたばあさんに、どうやってわからせてやろうって考えて参ってたんだ。いい聞かせなくてもいいのか~」
「そりゃ、あんた!(笑)ボケてなくても、子どもだってそうでしょ? このクソガキ~って思っていたら、絶対に話なんか聞きやしなかったでしょ? 言い聞かせて人を変えるなんてことはできない」
「そうやって話を聞いてやればいいのか」

まあ、しかし、歳をとればとったで覚悟はしていたけれど
そのときの家庭の状況でいろんな問題が出てくるのです。

これまで泣き事を聞かされることのなかった兄だけど、
いいおとなの年齢になっても、人ってちっぽけなのです。
一家の主の荷の重さを感じずにはいられない。


やっぱり、これ正解だったな!(笑)


サビ部分、好きやん~♪

繰り返す毎日の中にも色んなことあるんだぜ父さん Do it!
人知れずに世の中にファイティングポーズ (決めポーズ)(笑)

男は涙をこらえながら大切な人を守るもんさ 天晴れ!
その背中で愛を背負ってYeah Yeah今日も行く


やっぱり、お盆はワンズ同伴の帰省といこうかね~。
わが家のセラピードッグたちよ、おいぼれヒーローを景気づけて来ようかぃ?


コメント

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ぱぴっちさんのお陰で、お兄さまはイッパイイッパイの心にすーっと心地良い風が通ったでしょうね

抱え込んでしまうタイプには、冷静に状況を判断してくれる人が必要なのよね


最近ダンスから無意識に何とか逃れようと行動してる気がします私

ぱぴっちさんも頑張っているのだから「やらなきゃ!」
がんばりましょうe-266
 

きなもっちさん

> ぱぴっちさんのお陰で、お兄さまはイッパイイッパイの心にすーっと心地良い風が通ったでしょうね

ありがとうございます~i-179
まあ、身内だから「それがどうした?」「だから、何?」って言える。i-235

そうすると、一瞬考えてくれます。
力を入れるところと抜くところをそれぞれに考えて行くしかないかなあって、今のところは考えています。
まあ、病人を抱えるとあれここれもで気が急いてしまうのでしょうね。

ダンスのほうはねぇ・・・
ど~も、わんことの打ち合わせがなってない。どこの犬と?(笑)
ここに書いて自分を追い詰めてるような・・・・・・i-229