好意的な柴犬さん

好意的な柴犬さん!

相変わらずおっかしなタイトルつけるもんだな、ぱぴっちさん。

わたし、あるいは、わが家のワンズに好意的な柴犬がいるのか?
ということではないのです。

散歩で通りかかるご近所さんに対して
わたしが「すごいな~」と、通り過ぎるたびに感心してしまうお宅があるのです。

飼い主さんは70を越えたようなおじいさん。
おじいさんと呼ぶには失礼かもしれません。
ゆっくりとした足取りで毎朝、晩の散歩に繰り出す光景を見かけるだけですから。
腰は真っ直ぐで姿勢よく歩いています。

でも、親密な態度で話かける雰囲気を持ったおじさんではありません。
いつもポーカーフェイスです。

その柴さんも10歳はゆうに超えていると思います。
お友だちの柴のリュウちゃんは人懐っこく笑うけど、
その柴さんもポーカーフェイスで歩きます。

外飼いされているので、
家の前を通る人や犬がいるとたいていは吠えていました。


自分が犬飼いになって、犬と散歩するようになるまでは
犬ってそんなものだと思ってました。ワンしか言えないんだし。

そう付き合いのあるお宅ではないので、
うるさいからとイライラすることもなかった。

でも、人間と言うものは勝手なものです。
パピィが6、7カ月の散歩するようになった頃、
通りかかった門の中から吠えられる経験はなかった
温室育ちのビビりなパピィは、腰抜かすくらいのショックでした。
フリーズして動けなくなることがしばしばでした。

そりゃそーです。
そのお宅を通るときに門扉越しに突然「ワォーンワンワン」
とやられては、こちらも心臓が飛び出るくらいに驚きましたもん。

小さい獲物がちょろちょろと金網越しに動いているので(?)
そのワンちゃんは、パピィが散歩し出してから
(パピィがそのお宅の前を通りかかるようになってから)
今まで以上に激しく吠えているように聞こえました。
はっきりいって騒音です。


う~ん、これって
パピィが通らなければ、ワンちゃんが吠えたてることもないのかなあ。

こっちも、毎回ドキンとするくらいにビビってしまうくらいだし、
パピィなんて、もっと。
それに、向こうの犬を吠えさせるのも気が引ける。
もしかしたら、向こうのお宅でもあの犬が通らなければ~って
思ってるかもしれない。

当時、パピィはパピートレーニングに通ってました。
そんなことをトレーナーに話してみました。


『社会化』の宿題だったから。(笑)

パピィの苦手は、
工事現場の囲いと重機の音
フルフェイスでやって来るオートバイ(これはぱーまん)
突然の来訪者
興奮して吠えている犬
大型犬
電車が通りかかっている踏切
マンホールや側溝の蓋の上

あ、ら~ん、苦手なものは今も変わってない。
おっと、また余談だよ。

「で、パピィは歩かなくなる?」
「止まって固まって後ずさりするような格好するけど、リードを手繰り寄せるとしぶしぶ慌てて側に来る」
「吠えは?」
「まだ、吠えてない」
「じゃ、そのままいろんなところを歩かせてみて」
「向こうが吠えるのは気にしないでも?」
「それは、そのお宅の問題」
「確か~に。パピィがけしかけてるわけじゃないからいいのか・・・」

そんな感じでとにかく遅れた社会化を意識して
出来る限り、行きか帰りは出来るだけそのお宅を通るようにしてました。
門扉の前では相変わらず吠えの大歓迎です。

でも、パピィも2、3日もすると
立ち止まらなくなりました。
そうなると、ちょっと余裕も出て来るんですね~。

パピィもわたしも「そろそろ来るな!」の心の準備をしながら歩ける。
これを馴化?慣化?と呼ぶ。(笑)
飼い主、わざとゆっくりめに歩いたりしてあげたり。

そして、とうとう一週間目の夕方

「よしっ、いつでも来ーい!」

驚かないぞ~って自信マンマンで通ろうとしたときです。
遠目から門扉の下にボールが転がっているのが見えました。

わたしとパピィが門扉の前に近づいたのを察した柴さん。

すると、ささーっと門扉の前を動いてボールを咥えたのです。

ボール咥えてたら吠えられないやん。

何だか拍子抜けして、ふたりでボー然と見つめてしまいました。
「えぇーっ、ウッソ~だろ」(笑)

平和に通りすぎることが出来る喜びよりも
わたしの頭の中は???

まさかねー
偶然かもしれん

疑り深い飼い主は、また翌日も、その翌日も柴さんの家の前を通ってみました。
柴さん、毎回、同じことをしてくれます。

そんな経過をトレーニングの日に話してみたら
ニコニコしながらもやはり、その飼い主さんに感心していました。
「ちょっと工夫して教えてあげれば出来るんだよ」
「ふがいないパピィでも?」
「もちろん」


外飼い=番犬

ではないのかもしれないなー。
って、そのときに思ったのでした。
その年代の方にとっては、犬を家に入れるって言う考えはあまりないのかもしれないし。

それ以降、あいさつ程度しかかわさないおじさんと柴さんだけど、いつも尊敬のまなざしをこっそりと送っています。向こうは気づいちゃいないだろうけど。

数か月後には柴さんも成長、
いやレベルアップして、門扉の前では相変わらずサイドステップしてましたがボールを咥えに行かなくても吠えなくなっていました。

今でも、毎日、おじさんと一緒に礼儀正しいお散歩しています。
相変わらずのポーカーフェイスもそれなりの人生の風格が感じられます。
わたしは、いつか声をかけて聞いてみたいと思っているのに、やっぱり、あいさつだけ。


そして、門の外からわが家の悪たれチワワンのトレーニングにそっと協力してもらっています。

ちっこいのがギャンギャン吠えてくれるので、柴さんもたまに怒ります。
ごめんなさ~い。(^_^;)

その甲斐あってか、
カウもようやく柴さんに敵意むき出しにしないで吠えずに通れるようになりました。ほっ~
シャドーボクシングのポーズしませ~ん。

でも、油断大敵なので
まだまだ協力してもらいましょ~っと。



コメント

非公開コメント

同じです。

>工事現場の囲いと重機の音
>フルフェイスでやって来るオートバイ(これはぱーまん)
>突然の来訪者
>電車が通りかかっている踏切
     ↑
これ、全部腰ぬかします。

>マンホールや側溝の蓋の上
    ↑
これは見つけたらジャンプさせる遊びを教えたら
今はもう平気になりました。

ガウる犬とか大型犬は繋いであれば
どんなに近くでも無視して普通に通り過ぎます。

問題はお散歩中にすれ違う対向犬(?)

今は遠くに確認した時点で道の横に避けて
待てをさせるようにしつけています。
でもバッタリ曲がり角で出会ったら(>_<)

地道に頑張りますわ。

※お散歩中に会うチワワの男のコとは仲良しです(^-^)
おしり嗅いだり嗅がせたり・・
チワワ、ムックを見かけると家の中からでも吼えて
“遊んでよ~!!!”って呼んでます※

星宿さん

ムックもけっこうビビりンさん。
でも、がんばろうね~v-290

遊びながら、勢いにまかせて通ってしまうっていうのは
うちの子たちにもよくやりますよ。
カウなんて、滑り台を得意気に上がったり下がったりするようになりました♪

ビビりンパピィには、工事現場のそばを通りながら後ろ足でスチールの囲いを蹴ってやったりしてあげてます。んで、わたしは知らんぷり。
あれっ、どうかした?みたいな顔してま~す。v-413