犬の試験

協会の服従試験でした。

こういった試験会場の設営は救助犬チームのお得意とするところ。
まさか、そんな大舞台を作るなんてことはないと信じ込んでいたのに
今回は会場担当が訪問部ということに決まってしまったようです。
で、きょうも朝早くから出動しました。
だけど、ぱぴちわを連れて行かなくてもいいので身軽~

前日の申し合わせは
遅刻厳禁!
出来なくともセイイッパイの姿勢を見せること!
 


地図をプリントして落ち度のないように準備万端
早めに出てコンビニに寄って
それから6:32の特快に乗って~
オッケーオッケー

すべて順調に行くはずだったのに・・・
「ご迷惑をおかけします。電車が遅れてます」

早朝の電車内で乗客同士がケンカになって
電車が一時停車したんだってさ。

んもぉー、早めに着いたからいいものを
ギリギリだったら完全遅刻じゃんかっ

ったく、早朝からお騒がせな!
そう思ってバッグを覗いたら、あるはずの地図がない

はじめて行く場所なのに
どうやって目的地に着いたらいいんだろ・・・

取り合えず、バス乗り継いで目的地の近くの学校はわかっている。
何となく歩いてみても噂に聞きし住宅街。
ぜ~んぜん、わっからへんがなー。
自力徒歩あきらめてコンビニで聞いたら、案外、簡単に行けそう。

だったんだけどー

コンビニ出てすぐに道を間違えてた。(-_-;)

犬の散歩をしているおじさんに聞いたら
「ずーっと戻らないとイケないよ」
「はぁ~」

結局、タクシーのお世話になってしっかり遅刻で始まりました。(^_^;)

でも、打合せ通りにセイイッパイこなしてみました。


ときどき受験者の様子をみながら
「待機お願いしま~す」

わたしの担当は進行がスムーズに進むように呼び出し係
いつものムードと全く違うことを察した犬たちの様子がよ~く見えました。

初級だけでも20名以上もいたのでけっこう多い方だと思います。
思い出します。

パピィと一緒にお辞儀をして
大先生に見つめられた途端に「おぇー」

あぁ、心中お察しいたします。

訓練慣れしているようなワンちゃんでさえ
ストレスにさらされているんだな~。
パピィのときは、何にもわからなくてただ自分の心臓バクバク~
「ぁぁ、逃げ出したい」としか思うことしかできなかったけれど

身震い、匂い嗅ぎ、しゃがみ込み、
あくび、足舐め、カイカイカイカイ~等など
待機のときから受験のワンちゃん達のものすごいカーミングシグナル!
犬だからこそ飼い主の血相変えた表情といつもと違う緊迫した会場内の異変を
感じちゃってるんだよな~。


「あらあら~、リラックスしちゃってー」
「あくびしてる場合じゃないでしょ」
「もっとシャキッとしなさいよー」
「匂い嗅ぎしちゃダメ!」

ガツンされているワンちゃんもいたりして・・・。
飼い主さん達の緊張もわからないでもないけど、
ほんの数秒でもワンちゃんの緊張を受け止めてあげたらな~。

すみませ~ん、見てるだけ~なので気楽です。

しかし、どんなにアガっても練習は裏切らない。
今回は参加者の練習の回数までもが見えたような気がします。


大のおとなでさえコチコチになってしまうのに
きょうは小学生ハンドラーが2名受験しました。
思わず拍手してしまいたくなるくらいの腕前でした。

黒ラブをハンドリングした3年生の女の子は審査の先生も褒めてました。
たぶん、1番か2番の出来だと先生が言ってらした。
興奮しそうな若い(?)犬を上手にリードして要所要所で
ピタッと決めてくれていたので次回が楽しみです。
犬が前に出そうになったときの自分の立ち位置とリードの持ち方は参考にしなくちゃな~。

3年生の女の子もすごかったけれど
感動したのは6年生の女の子。
詳しくは聞かなかったけれど、あんまり表情がなかった子どもだったそうで。
犬が好きと言うのでお父さんと一緒に訓練を見に来てモコちゃんと遊んでいるうちに
表情が出て来るようになったとか。

それなら、モコちゃんと試験を受けてみようということになって
一緒に練習をするようになったんだって。

モコちゃんていうのは
カウの訪問チームのメンバーさん。
明るいトイプーさんなのです。
さすが、モコちゃんだなあと感心しつつ
女の子の未来を想像してちょっと嬉しくなった。

この子のことも先生が、緊張していたけれど犬の良さを引き出している
ハンドリングをしていたことをとても評価していました。
先生はこんないきさつを知らないはず。
おとなは見習わなくてはならないことなのかもしれません。

先生も、脚側している犬とハンドラーをみながら
犬の性格や飼い方までをも見抜いてるし。
すごいなー!その千里眼。。。

作業をする犬というのがベースにあるので犬の意欲ということを
常々言われるのですが、犬のどこを見るのか、
そして、犬具によって犬の行動が制限されてしまうことも
ハンドラーは自覚するべきだなどと
講評を聞きながら「ふ~む、そうなのか!」
と思うことがあったりで勉強になります。

セイイッパイの姿勢を示さなくてはならない係だったので写真はありません。
でも、休憩中にこ~んな一コマ

このワンちゃん
IMG_5091.jpg
シェパードなのに、こ~んなヘラヘラしちゃってる。
キングさんという有名なお犬さまなのですぞ。
内閣総理大臣賞、警視総監賞も持っているらしい。
どんだけすごいのかはしらないけど。(笑)

それなのに「これ食べる~?」であっさり釣られる。
いいのか?

帰り際に脚側をしているのを見たらやっぱり美しかった!
IMG_5094.jpg
こんな犬を2頭も連れて歩いていたら
誰からもガン飛ばされないだろうね。
一週間くらい借りて来たら、
ぱぴちわはきっと文句の言いようのない静かな犬になっちまうかも?^^;

コメント

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No title

朝早くからお世話になりました。ありがとうございます。
わたし、さっさと帰路へv-448v-355
そして受験生と共にぐったり
昼寝までしちゃって・・・
甘くて、ゆるくてスミマセンv-356

同じ受験生で親切な方がいて良くして頂きました。
けれど、こわーい人も居てビクビクしちゃった(笑)

ちっぴーちゃん

お疲れさま~
受験生はものすごい気疲れをしたでしょ?
「やったー!飛んだ!」可愛かったぜぇ~v-426
ま、こおちゃんはプレッシャーに負けるような子じゃないな!

よかったね、こおちゃん!
最年少7か月の受験生だったもんね。
先生は大型犬の赤ちゃんだから注目してたと思うよ~
こおちゃんは長所を生かしながら紐無しまでやっておくべ~し。v-411

こわいひともいたの?(笑)
うん!なかにはいるぞ!
モタモタしてたりうるさい犬を連れていると~v-404

それでますます青くなる!?
誘惑やプレッシャーに負けない練習になっていいだろ?
くらい言えたらなー。

訪問部のみなさんも設営しょっぱなに救助犬部のおエライさんにガツッーン!
遅刻でヨカッタよ・・・ァ、ァ、ァ、ウソヨ(^_^;)

No title

ちびっと いやー非常に怖い試験ですね~
他人事ながらハラハラしてしまうv-404

でも。。。トライして呆気なく撃沈してみたいような

大人が心臓バクバクで臨むことって早々ないし
そんな場面に出くわすことも中々ないですよね
大人全員が舞いあがっている中で小学生組みは凄いぞv-405
大人特有の「空気をよむ」事が、かえってその場に飲まれてしまい良くないのかもしれないね


最後のキングさんでホッ!v-290
ヘラヘラ顔と食べ物につられるあたり
キングさん やるときゃやるよーv-91のメリハリがあるんだね
こんなワンコ飼ってみたいv-10

きなもっちさん

紐無しでも声符も視符も使ってもかまわないそうなので
JKCの試験ほど厳しくはないかと

脚側練習をはじめて間もない人ばかりだからみんな緊張してます!
だからこそ、講評聞いて納得したり自分を振り返ってよく見つめられること!

黒ラブと出場した3年生の女の子は
停座位置で止まらないで犬が前に出て行こうとしたんです。
その女の子はリード持つ手をしっかり骨盤につけて足を踏ん張っていました。
犬が振り返った瞬間に「ツケ」
わかりやすい指示に犬はすぐに戻って座りました。
常歩中のフセも成功度がまだ完全じゃなかったと思うんです。
おとなができないハンドシグナルの仕方であっぱれ!
ショックを入れないで戻したのはこの子と6年生の子くらい。v-424
これこそが犬との親和なんだぞ~
と、毎度先生がおっしゃることなのだと小さな子に教えてもらった気がしました。
終わってからはお姉ちゃんと側転しながらキャピキャピ踊ってました。v-411

救助犬てうるさいだけかと思ってたけど・・・(^_^;)
人懐こくて可愛いんですよ。
どぉ~れ、タトゥー見せてみぃって耳を裏返しても何しても
でっかい図体でゴロンゴロンしに来るし。
キングさんの目の前でカウを吠えさせてやりたい。

真の救助犬は吠えるのは人を発見した時だけで待機のときはリラックス
普段のときはへら~
考えが改まりました。(笑)