ほんわかした奥さん

いつ頃からか、お笑い芸人が人気なのだそうな。

嵐も好きだけど、お笑い芸人も負けないくらい好き!
娘がそんなことを言っていた。

若いアイドルたちがお笑いの誰々と付き合ってるとか
時々芸能スクープされているのを見ると、
やっぱり付き合って楽しいのかもしれないな。
最近はスタイルもいいし、おしゃれな芸人さんも多い。

ま、しかし、
わたしはお笑い番組を見せられても、特徴はインプットされても
新しい芸人さんがどんどん登場するので
なかなか名前までは覚えきれない。うまい!

今朝、お笑い芸人のほっしゃんがある番組に出ていた。
いや、番組を見ていた訳ではない。
朝の家事導線を行ったり来たりしているときに
インタビューに答えているところが流れていたというのが正解なのだが。

ほっしゃんの赤ちゃんが7カ月だと言う。
かわいい盛りだろうな~と、つい足を止めてしまった。
自分の子どもなんだから、愛称か「子ども」と呼ぶのかと
思ったら、「赤ちゃん」って答えてた。

ほっしゃんのわが子を「赤ちゃん」と呼ぶ姿が
いかにもまだ父親に慣れていないパパに見えてかわいい人ね。

その後、奥さんのことを話していた。
早朝に出るときは、たいてい自分で起きて行くと言ってたが、
ある日、念のため、5時半に起こしてくれるように頼んだそう。

奥さん「わかった!」自信マンマン。

そして、翌朝の5時
背中をトントンと揺すられて目が醒めた。
もう時間かと思ったら、奥さんがにっこりして言ったらしい。

「まだ、30分寝ていられるからゆっくり寝ときなあ」

思わず、吹き出して洗濯かごを落としてしまった。
ほっしゃん、ボケの妻と笑い話にしてしまっていたけれど、
ステキな奥さんと一緒になってたんだ。

こ~んな奥さん、大好きだな~。
新婚だったら、いっぺん言ってみたかった。(笑)

うらやましい旦那さまですよ、ほっしゃん。

こういう言い回しって、やっぱり関西の人間ならではなんでしょうか。


かわいい奥さんだなあと感心していたら思い出した。
そう言えば、似たタイプの友だちがいたっけ!

学生の頃、寮で同じ部屋になったことがある。
九州出身にしては、すごーくのんびりしてて
おっとりしたわたしでさえ、「明日になるわ」って言ってた。

深夜の実習のときに、起こしてもらおうと頼んだ。
そしたら、1時間前に起こしてくれて……。
「何か恨みがあった?(笑)」
「ううん、そうじゃなくって~。眠くなるといけないから
お茶を飲んで行きなよ。今、お湯沸かしてくるから」
「……って、これから沸かしてくれるん?
まだ、できてないってわけね~?」

そうそう、しょっちゅう噛みあわない会話をしてたっけ。

卒業して10年後のクラス会で
久々に会って、帰りは同じ電車で帰ってきた。

ほんわかした奥さんなのかなと思いこんでいたら、
子どもの神経の病気がわかったばかりだと言う。


他の園児もいるのに薬の管理なんてとんでもないと
遠まわしに幼稚園から転園を促されている。
この先を考えると悲しくなってくるんだ。

口調は相変わらずほんわかしているのに、
胸にいっぱいの悲しみを抱えていたんだね。
「いいさ、泣いちゃえ。誰も気にはしないさ」
「うん。泣く。ビェ~ン泣き顔

泣き終わってから、電車から降りる時間も近づいた。
「コントロールして行けば、それが普通と思って生活していける
ようになるよ。ほんわかしてるママでも、
自分を守り抜いてくれる強さがあるって
ことは自分の子どもが知ってるよ。
それに、あんたもプロだったでしょうが。
いざとなったら、プロ集団がバックにいるんだよ!」
「いや~ん、そうだったわねぇ~」
ったくもう、また、ほ~んわかした子に戻ってた。

そして、何か困ったことがあったら、手をつくして調べよう。
そんなことを約束して別れた。

その後、やっぱりほんわかだけじゃなかった。
強い母親の素質がメキメキ。手助けの必要なし。(笑)

そろそろ、またクラス会の知らせが来るのかな。


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