馴化

パピィと訪問活動をしようと考えていた頃から
漠然と考えていたことがあった。

それは、ドッグダンス~。るんるん
すごいアイデアなんだけど、語るだけはタダだから。(笑)

小型犬だから、訪問先でおとなしく抱っこされるだけでも
いいのだよって言うのだけど、
それぞれの犬の負担を減らすために、一芸を取り入れている
所もあるらしい。

以前、見学させてもらったところは
個々の犬の一芸を集まった人たちの前でやっていた。
服従の入った犬を見て感心する人もいるわけだから、
その犬の得意なジャンプや
動作を見せてくれるだけでも
「ほぉー!」「まぁ、賢い」「しつけの行き届いたワンちゃん」
などと、称賛が浴びせられる。

その間、他の犬はゆっくりと休めてストレスを最低限に
してあげることができると言うのだ。

そこまでは考えていなかったのだけど、
どうせなら、得意な事を見せてあげれたら自分も楽しいだろう。
ぼんやりと大そうなことを思っていた。

訪問犬の審査が終わったら、
落ち着いた犬にしておいたほうがいいのかなと
思ったけれど、日頃の犬との遊びも兼ねて
パピートレーニングでお世話になったトレーナーに
自分の考えを話した。
「すごくいいことですよ。
人生に彩りを飾れるし、何より楽しい。
活動にプラスになれば、尚、嬉しいこと」

そんないきさつから、
暮れから再びグループレッスンのお世話になっている。
他の人のハンドリングを見ると、
どこをどうしたら良いかがわかって勉強になる。
かと言って、自分の番でうまく行くのとは別問題なの。
でも、机に向かう勉強と違って、楽しいひとときなのだ。

間が空いたせいか、以前のパピィは
絶大な信頼を寄せていたトレーナーに喜んで行くけれど、
わたしから離れるとジタバタするようになった。
今、戸惑っていることのひとつ。

これは、もう少しパピィの様子を見て原因を探ろう。
(トレーナーは、もうわかっているようだが……)

きょうのテーマは、『フライボールをやってみよう』

競技ルールは、4人と犬でチームを組んで
ハードルを飛んで行って板にタッチするとボールが飛び出る。
そのボールをキャッチして、またハードルを飛んで戻って来て
次にタッチするというもの。

まだ、初めて体験する犬がほとんどなので、
きょうはハードルを飛んで呼び戻し。
呼び戻したらボールを咥えて戻るまで。

パピィはボール遊びが好きだから、
楽しくやっていた。
戻ってくれば、嬉っくってたまんなーい!わーい(嬉しい顔)
ってくらいに。

犬は慎重だから、ハードルを飛ぶのでも
行きはよくても、帰りも同じように飛べるとは限らない。
だから、Aからはオッケー、Bからでもオッケー。
Cでも、Dでもできるように練習することがコツなんだそうな。

言われて、普段の様子を思い浮かべて納得する。

そうか~ってところでフリータイム。

「ささ、ボールを投げて!」
得意気に自分のボールで遊んでいたら
ハイテンションで遊びたい盛りのラブちゃんが
パピィにちょっかい出してきた。

遊べるかな~と見ていたら、案の定、逃げ惑う。
しかも「キャーン、キャン、キャキャーン」
必死の形相で逃げる。
尻尾が完全に入るも、すごい勢いでグルグル走って逃げる。

パピィは異常に泣く、泣く。
なもんで、他の大型犬が集まってきて
パピィを先頭にバターになるくらいにグルグル回る犬が
増えてきた。

噛む犬がいるわけでもないから、飼い主、様子見。(笑)

(この後、ぱっちんはどうすんだろ?)

そしたら、トレーナーが言った。

パニックになっている犬は、ここで自力で冷静には
なれないから、大型犬たちをホールドしてみて。

飼い主たちにホールドされた犬は、とたんに動きを止める。
「こういうときって、小型犬飼い主はかわいそうだからって
抱きかかえてしまうけれど、それはしない方がいいのですよね?」
「それをやっていたらいつまでも覚えないよ」
「噛まれる恐れがなければ、放っておく?」

言わずもがな。

パピィも、ようやく走りを止めて落ち着く。

外野の行司役の小型犬も吠え止む。うまい!

いつも、これが気になっていたから
帰りがけに聞いてみたら、やっぱり、馴化。

う~ん、社会化の遅れって
こういうときに出て来るのか……。

いろんな犬や人、物にふれさせようとつとめているのだが、
パピィはカウと違って、臭いをかぐのも慎重なのだ。

うーん、対策を考えてみよっかね~。

二匹連れて、大型犬に出会うと
カウが吠えるのは、パピィのビビりを見てるからか?

だっから、カウは言うのだ。

「兄ちゃん、ここはぼくにまかせて」

あー、ダメダメ。
社会はお互いさま精神。
威嚇し、威嚇されることなんてしなくていいのよん。

これより、馴化計画施行じゃ。

と、具体策はないのだ。ただ、ひたすらテンション高そうな
犬がいたら、近づいておやつでも食ってみようか。
これが出来るから、馴化できるのにねぇ。

いっそ、捜索救助犬の訓練に付いて行ってみる?(笑)

ビビりのままじゃ、
三年計画のドッグダンスがばばあになっちまうでしょ~が!あっかんべー

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