訪問活動犬の勉強会

朝から快晴でしたが北風が身にしみる一日でした。
訪問活動のお勉強会の第二回目。

二回目もボランティアとしての具体的な心構え等がメインでした。
それだけ重要なことなのでしょう。
やはり、謙虚さと明るさが必要。

訪問場所の多くは特別養護老人施設。
認知症の利用者さんが多いのが現状らしい。

医療の場でもそうなのだが、
お年寄りをおじいちゃん、おばあちゃんとは決して呼ばない。
人生の先輩に対して敬意を持って接してほしい。
そして、抵抗力が弱っている老人はいつ、何が起こっても
おかしくないことが多い。
先月まで元気にお話していた方が、
数日のうちに亡くなっていたなんてことがよくあるので、
その日の活動を一期一会の気持ちで
誠意を持って行ってもらいたい。

その他に事故や感染予防のための具体的なことなどを
きょうは、訪問活動犬のグループ長が参加されて話してくれた。

しつけグループに参加していたとき、
捜索犬認定をめざしている救助犬へのハンドリングを
見ていると、犬のテンションが高いこともあってか、
犬に指示をするときの声などは、
パピィのような愛玩犬にかけるのとは違うのに驚くこともあった。
(小型犬には飼い主がそうそう怒鳴ることができないからもある)

しかし、介護の必要な高齢者施設では、
あくまでも声はソフトにと言う。

そう、訪問犬グループの方たちの顔を見ると
みなさんが温和な笑顔をしている。
だから、呼び戻しも「来い!」「カム!」と強い口調ではなく
「パピィちゃ~ん」とやさしく呼んだり
「ここにおいで~」で来るようなしつけをしておくことが大事ですと。

訪問犬活動時の注意として、
施設の利用者さんの歩行や車椅子の援助は行わない。
「エレベーターまで車椅子を押して」と頼まれても、
心得があったとしても、訪問犬としてのボランティアなので
手を出すことのないようにとの注意。
これが動物介在活動と動物介在治療との違いなのだろう。

午後から訪問活動をする施設があるというので
勉強会終了後に見学をさせてもらう。

だいぶ前に見学させてもらった施設は、
事前に両者でどの人を重点的に観察したほうが良いか
話し合って、終了後もそれらについての話し合いがあった。
訪問開始時には、セレモニーのように
犬たちが登場して、それぞれ一芸をしたり
始終和やかに行われていた印象を持った。

今回は、利用者さんがそのために集まって来るのではなく
週に一度の喫茶コーナーが開かれるので
部屋に戻る前に「ちょっと寄って行こうかしら」くらいだという。
施設の形態もそれぞれなので、
臨機応変にやっていくしかないようだ。

それでも、犬が間に入ることによって
初対面でも話ができたり、自然とこちらも顔がほころぶのが
何となく嬉しい。
会場にいる利用者さん達の表情が柔らかい。


終了後のミーティングで施設の方が締めくくった。

認知症の方は昼の顔と夜の顔が違うんです。
昼でも、ここで犬といるときと部屋にいるときの顔も
全く違うんです。
それを考えると、この活動での犬の存在、
犬が人に与える力は、ひじょうに評価できると思います。


ボランティアに対する大きな勇気づけだな。
もちろん、飼い主から愛犬たちへも循環されるのだ。

次回はいよいよパピィも見習い犬として登場しよう。
さあ、どうなるかな?
量りしえない力を大きく発揮できるようになろうね。
無理せず、細~く長~くね。




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