成人の日

きょうは成人の日。

今年はどんな柄の振袖が流行ってるのだろうか。
髪型はどんなセットにするのだろうか。
成人の日の外野の楽しみでもあったりするのだ。

振袖姿のお嬢さんたちを見てみたくて
犬の散歩がてら駅の方へ行ってみたけど、
タイミングが悪かった。
おそらく母親だろう。
振袖姿の我が子に目がしらを押さえている
一組の親子を見かけただけ。

でも、母親がほほ笑みながら
娘の帯を直しながら、目がしらはうるんでいる……。
見るともなしに見ていたら、
「おかあさん、ひとくぎりがついたのね。
おめでとう」
こっそり、おかあさんにエールを送りたくなりました。


いつだったか、聴覚障害を持ちながらホステスをしている
女性にスポットを当てている特集があった。
聴覚障害があると言うことは、
話すこともままならないだろうに。
そんな境遇でどうやって接客をするのだろうと思っていたら
すべて筆談だと言う。

接客の様子がナレーションと共に映像で紹介されていた。
おかあさんの娘を思う強い愛。
それに反発する娘の気持ちもありありと伝わって
互いに真剣に歩んできたのだなと畏れさえ感じる。

ホステスとしての彼女のノートはきれいな文字で
びっしりと埋まっている。
お客さんとのやり取りの中で笑顔を絶やさず、
心を込めて思いを文字に託す姿。
こんなふうに一生懸命に耳を傾け、せいいっぱいの文字で
返してくれるその姿勢に魅かれ
それが客の癒しとなり明日への勇気につながるのかもしれないな。
そんなことを感じた。

美しい人というのは、こういう女性のことを
言うのだなあと感心して見入っていたら、
青森市の成人式にゲストとして招かれて新成人にエールを
送ったそうだ。

「難題の無い人生は無難な人生。
難題の有る人生は有難(ありがた)い人生」

これまで育って来る過程で
辛いこともあっただろうと思う。
しかし、そういったことをすべて受け入れ
自分の人生は自分で切り拓いて行くのだと
どこかで誓ったのだろう。
2行の文章から新成人は衝撃を持って
受け止めたのではないだろうか。

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