飼い主の注意義務

犬を連れて歩いていると、時々咬まれた、咬んだなんて小耳にはさむことがある。
咬まれた側が犬であったり人であったりする。

ドッグランでの事故だと
「外から見てても、そういうのってありありだよねぇ。
ドッグランは、まだ行こうと思わないしね~」
で話は済んでしまうことがあるけれど、普通に歩いてる状況でとなると・・・

気まずい

たいていは咬んだり咬まれたりすると
お互いが興奮してお互いにレッテル貼りみたいに他人に吹聴してしまいたがるのじゃないだろうか。

犬が嫌いな人にとっては
人懐こい犬が寄っていってスリスリしただけで「咬まれそうになった」
から容易に「咬まれた」と話が誇大化して伝わっていくことも多いしね。

けっこう前に散歩中にキャバリアのアンナと久々にバッタリの日
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「アンちゃん、リードがっつり踏んでまちよ?」
アンちゃんは、そんなことま~ったくお構いなしなんだけど。(笑)

そのときも、アンちゃんママから小耳に

おじいさんが広場に犬を連れて来て
黒い犬が走って来たから、自分の犬を抱き上げようとして
飛びつかれて咬まれたらしくて、咬んだ犬を探しまわってるらしいと。

一度でもどこかですれ違っていたら
「ああ!」と顔を浮かべることができるんだけど
散歩の時間帯が違うと「誰???」

で、聞いているうちにわかったのは
おじいさんが犬を探していたわけが『狂犬病の予防接種を受けている犬なのか?』
これを確認したくて該当する犬を飼っているお宅に聞きこみをしてるんだとか。 
犬が狂犬病の予防接種をしていなければ
破傷風のワクチンを受けようかと思うと言ってるのだとか。

追記
ネットでざっと見てみたら、破傷風だけじゃ足りなそう。
犬に咬まれたときは暴露後の狂犬病ワクチンを5~6回接種するらしい。 
夢ちゃんのおばさんは、このプログラムでワクチンと植皮手術をすませたそう。


ま~、たしかに
80前後のおじいさんじゃ、外国にでも行く機会がなければ
破傷風のワクチン接種を受けてはいないだろうし。

「それって、いつの話?」
「わかんないけど、咬まれてから3日もしてからハルのところに来たって。
ハル見て、この犬だって言いながら、子どもの自転車見て、これじゃない!」
「ハル、黒くないじゃん」
「うん、その日はハルは行ってないってー」

咬みに来る犬が数頭いそうな気がするけど・・・
自分が破傷風のワクチンをしようと思うんなら
今さら、遅いんでない?
その日のうちにとっとと行ってないと危なかったんじゃないの?

80で、3日も過ぎて聞きこみ回れるんなら破傷風の心配はなかった?^^;
結局、どうなったんだろう???

そのおじいさんの話はそれっきりしか聞いてないから
結末はわからないけど、
その騒ぎの少し前にも夢ちゃんのおばさんもワンコさんにビスケットをあげようとして
自分の肉まで犬に咥えられてタイヘンだったんだ~と飼い主さんに聞いてたばかり。

飼い主さんはおばさんと一緒に暮らしてて
忙しいときがおばさんが犬を散歩させている。
おばさんと言っても、80歳。
やっと、肉芽が盛り上がってきて治癒しそう。

そうそう、この歳のやさしいおばあちゃんは
可愛い犬がいれば、何かあげたがる。
カウはこれが楽しみで、夢ちゃんに会うたびに狩られてもおばさんの所に行きたくって。

おばさんも咬まれた朝は
大慌てで病院に行って、破傷風の抗体を調べてから即、治療開始~。

一緒に住んでいる姪に
「犬に咬まれたあんたが悪いの!犬を攻めるんじゃないよ!」
さんざん怒られたそう。

こういう飼い主さんばかりだといいんだろうけど・・・

今年になってからも、
こんな話をときどき聞くことがあったりする。
ぱぴちわも人や犬に近づくこともけっこうある。

咬んだ、咬まれたなんてこと
この先も起こらないとは限らないしな~。

例えば、犬同士がガン飛ばし合っていて
逃げた犬を追いかけようとした所に第三者と接触して大ケガを負わしてしまうことも
ないとは限らないよねぇ。

家から出さないで一生過ごすんなら不安はない?(笑)

たま~に思うこともあったりするんで
日曜日は訪問部の勉強会に参加してきました。

今年は弁護士さんが犬に関する法律のお話しで
裁判事例を説明してくれました。

裁判では注意義務を考慮して判決がくだされることになるんだね~。

ほぉほぉ~って感じ。

動物の種類、年齢、性癖、加害前歴、動物に対する措置(しつけ)
保管の様態、被害者の状況等

を注意義務の内容と呼んでるようです。

個人的に、「ふうん」と斜に構えてしまいそうだったのが
昔は外飼いが当たり前の風潮だったから鎖で繋留していれば減点は免れる?
ってところ。
今どきは大型犬でも室内フリーが増えてきているしねぇ。

注意義務の考慮要素が昭和30年代から平成の今になっても
変わっていないというのが面白いんだなー。^^;
どこぞの方が、繋ぎっぱなしの弊害を訴えたら犬の文化も変わって行ったりするかもしれない。(~--)/

犬のことで裁判にまで発展するのはほとんどが口咬事故で、
対人間の怒りが納まらないから裁判にまで行かざるを得ないのかなあ。

もうひとつ、
なるほどね~と思ったのは
動物は物としてみなされてること。

・・・こういうことに憤りを感じてしまう飼い主さんは多いと思う。

わたし?
わたしは犬は犬だから・・・

って言うとボコボコにされるんかな?
だって、JR270円以上かかったり特急料金までかかるんじゃねぇ?^^;
生体として特別な位置づけをされたら公共交通機関の移動はどうなるんだろ?


弁護士さんが言うには
ドイツでは犬は物ではなく、生体と規定しているようです。
が、そうなると裁判になった場合の損害賠償額が日本の数倍にも跳ね上がってくるだろうと。

で、またまた、そんなことになって裁判も増えてきたら
保険会社はやっていけなくなるから、保険料ももっと高額に設定されてしまうのか?
犬の値段ももっと高騰して、
犬のしつけなんてもの、すんご~い高額になって?
エンドレスにいろんなところに影響しあったりするとか?

普段はまったく気にも留めないでいたけれど
世知辛い世の中、いつ、自分が巻き込まれるかわからなくなってきているし。
ちょっとおもしろい講演でした。

つまるところは、
当たり前に近所づき合いができて、犬が吠えたとしても
「あ~、ごめんなさい、うるさくてメイワクだったでしょ?」
「いいのよぉ、犬が吠えなくて誰が吠えるのよ」
くらいに言えるようだと、
いきなり子どもが近寄って犬を捕まえようとして犬に咬まれた~(>_<)
とはならないのだろうけどね。

日本でも裁判は増えて行くのかなあ。

夕方になったところで、
はい、お散歩行くよ~
犬の操作制御の練習してくるかね?

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